最初で最後のラブレター






「名前っすか、
馳川優馬(ハセガワユウマ)、先輩は優馬って呼んでください」





「優馬…優馬…
うん、ありがとう!優馬って呼ぶよ!!」


何度も何度も心の中で繰り返し言った






もぉ二度と忘れてはいけない。







「忘れる…?」



「ん?先輩?」






一体なにを、


忘れていた?







2度とって、私は優馬の名前を知っていたのか?












わからない。



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