指先カウントダウン
「さーきー!!!おっはよーう、JK二日目だよっ!」
「なぁに、そのお知らせ」
「ふふ、学校いこっか!」
「うん、行こうか」
身につけているものも、気持ちも、いつもとは違うけれど。
二人でこの道を歩いていることは変わらない。
やっぱり菜々華は私の親友なんだな、なんて思う。
私が人から触られそうになると助けてくれることだってたくさんあった。
本当ありがとうっていっつも思ってる。
「ねーえー、今日もさ、サクラくんとお話しできるといいね?」
菜々華はニコニコしながら、私の肩をたたくふりをした。
とはいえ、本当に肩を叩くわけじゃない。
私に触っちゃいけないってわかってくれてるから、菜々華は。
「別にお話ししたいってわけじゃ…ないけど。おはようぐらいは言えたら、って思ってる」
「…そっか、おはよう、言えるといいね」
菜々華は穏やかに微笑んだ。
もうすぐ学校につく。
佐倉くん、きてるのかな。
緊張する。おはようなんて、自分から今まであんまり言ったことなかったから。
昨日あったばっかりなのに、なんでこんなに気にしてるんだろう。
どうしちゃったのかな、私?
「なぁに、そのお知らせ」
「ふふ、学校いこっか!」
「うん、行こうか」
身につけているものも、気持ちも、いつもとは違うけれど。
二人でこの道を歩いていることは変わらない。
やっぱり菜々華は私の親友なんだな、なんて思う。
私が人から触られそうになると助けてくれることだってたくさんあった。
本当ありがとうっていっつも思ってる。
「ねーえー、今日もさ、サクラくんとお話しできるといいね?」
菜々華はニコニコしながら、私の肩をたたくふりをした。
とはいえ、本当に肩を叩くわけじゃない。
私に触っちゃいけないってわかってくれてるから、菜々華は。
「別にお話ししたいってわけじゃ…ないけど。おはようぐらいは言えたら、って思ってる」
「…そっか、おはよう、言えるといいね」
菜々華は穏やかに微笑んだ。
もうすぐ学校につく。
佐倉くん、きてるのかな。
緊張する。おはようなんて、自分から今まであんまり言ったことなかったから。
昨日あったばっかりなのに、なんでこんなに気にしてるんだろう。
どうしちゃったのかな、私?