未来で待ってる

彼は学校の人気者

お母さん「いってらしゃい、
体に気をつけてね」


奈々「うんいってきます」



〜学校〜

真奈「おはよ〜ななっ」

奈々「おはよう真奈」

真奈「早速なんだけどある人が奈々に
言いたいことがあるんだって
見たら驚くと思うよ」


奈々「いいよそんなの断っといてよ」


真奈「だめだよ 絶対行った方がいいって
入学式の頃から
好きだったんだって
まぁ一緒のクラスにはなったことないけど」


奈々「そんなに言うなら
一応行ってみるよ」

真奈「行ってらっしゃい」


〜待ち合わせ場所〜


奈々「この辺かな」

⁇?「…佐々木…」

奈々「?えっとあなたは?」

⁇?「俺のこと知らないの…」

奈々「はい…」

⁇?「まぁいいや俺は涼宮拓篤」

奈々「涼宮拓篤さん…
あ…あの学校ですごく人気な人」

拓篤「それは知っているのか…」

奈々「どうしてあなたがここに?」

拓篤「あれ?聞いてないの?
君の友達に言ったんだけどなぁ」



奈々「えっじゃああなたが入学式の時から好きだった人」


拓篤「なんだ聞いてたんだ。
そう俺が君のこと好きなひとだよ」

奈々「どうして私なんですか?
色気もないし
可愛くもないし
たいして目立ってもいないし」


拓篤「本当にそう思ってるんだ…」

奈々「え…」

顔が近い…

拓篤「顔赤いよ…」

奈々「はなしてください!」

拓篤「かわいい…」

奈々「からかわないで」

拓篤「からかってないよ…本気だよ
言っただろう俺は君が好きだって…返事は?」


奈々「え…」

拓篤「だから付き合っていいのか、いけないのか」

奈々「そんなこと言われても」

拓篤「なんで答えられないの?」

奈々「私がもしあなたと付き合ってその次の日に私が死んだらどう思う」


拓篤「さぁそんなのわからない
てゆーかそんなのないと思ってる」

な奈々「私は昔から!…」

拓篤「昔から体が弱くても…
今こうして君に出会えて
話をできたことがうれしいよ
たとえそれが最後であっても」





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