幕末カレシ~新撰組に飼われた蝶~

足早に土方さん達の元へ駆け寄る

「鈴音ちゃんは…?」

「大丈夫だ。」

「よかった…土方さん…」

「何だよ」

「あんたこそ大丈夫なの?今死なれたら鈴音ちゃんだって目を覚ましたら…」

ううん…と小さな呻き声をあげて、鈴音ちゃんがピクリ、と反応する。

「鈴音ちゃん!」

「鈴音…」

2人は心配そうにその綺麗な顔を見つめた。

【沖田side 終】

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