ー君は俺の光ー[1]

「…俺はくぅをずっと探していた。」




紫煙を燻らながらサラッと言いのけた麻央に全員が目を見開いていた。




「は?ちょっ。何〜それ。初耳だしー。マジ、ビックリなんだけど。」




ニコニコ…いや、ニヤニヤしながら言う晴可。



そりゃそうだろう。



惠にすら言ってない事だから。




「今言ったからいーじゃねーか。この事はくぅには言うな。」


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