ー君は俺の光ー[1]
せっかく気分上げる為に舐めたアメが意味なさねーじゃんか。
「ちょっ、お前等離れろよ。」
「えー?やだぁ。」
「いーじゃん。一緒に行こうよぉ♪」
勘弁してくれよ、マジで…。
今日、プラットフォームシューズじゃなくてハイカットシューズ履いてくればよかった。
これじゃ、走れねーよ…。
「いや、マジでムリ。離れろ。」
「もー。綿瀬くん冷たーい。ヨウコ泣いちゃう。」
「カナも泣いちゃうよ?」