ー君は俺の光ー[1]
クマのコインケースから棒付きキャンディを取り出す。
出てきたのはミント味。
何か、今の気分にドンピシャ。
包装紙を剥がし、口に放り込む。
ん、うまうま♥︎
「綿瀬くぅ〜ん♪おはよー。」
「おはよ〜。あれ?綿瀬くん今日も1人なの〜?
だったらさ、教室までアタシ達と行こうよ〜。ね?」
…誰だ?コイツ等。勝手に腕組んで来やがって。
邪魔過ぎ。
それに両方から違う香水の匂いがして気分が悪くなる。