志ーこころー 【前編】─完─
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変化は、突然訪れる
足音を潜めて、確実に、ゆっくりとこちらへやって来て、あっと思う間もなくその波に飲まれてしまう
だから常に気を張って、その足音を、息を潜めて伺うのだ
しかし、人間がどう気をつけようとも、その濁流は天災のように、時にその変化は一気に襲いかかってくる
あたしはもう、なんど飲まれたのだろう。