弁護士シリーズ作品第1弾! 『身勝手な弁護士』



もう何も言えない…
何も考えれ無かった



目から涙が溢れ涙でグチャグチャに成ってしゃくり上げ声を出し泣いてた。


そう…

小さい子供の様に…

白鷺さんが私を晧覬の元へ連れて行ってくれた。

私は晧覬の胸に腕に抱かれ嗚咽を吐き晧覬に晧覬が達哉みたいに居なくなるんじゃ無いかと言う事。
恐怖で怖かった事。
不安で押し潰されそうに成った事。

洗いざらい晧覬にしゃくり上げながら全てを話した。


晧覬は頭を撫でながらうん。うん。と応えてくれてた。

〔瑠璃。もう絶対に自分を誤魔化すのはやめて下さいね。他の人は誤魔化せても僕には通用しないと言う事が解ったでしょう?〕


私はもう頷くしか無かった。


私が泣きやむまで晧覬はずっと頭を撫で抱き締めてくれてた。



〔やっと本当の瑠璃に戻ったね。瑠璃は泣き虫さんで甘えたさんだからね…〕


ぐぅ~
言われたくない…



『ようやく瑠璃ちゃん本来の姿に戻ったと言う事だね。本当に良かったよ。あのままだと母子ともに影響を受けて早産もしかねなかったからね。』
桐生先生…


「瑠璃ちゃんがこんなに泣き虫で甘えただったなんて…」
驚きの白鷺さん…


大切な仲間に見守られて私は強くなる!





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