弁護士シリーズ作品第1弾! 『身勝手な弁護士』


茉莉さんは誓約書に署名、捺印をした。

事務所にも在籍させる訳にもいかず解雇と言う形に成った。


最悪な事に成ってしまったけど…
晧覬は遅かれ早かれ真鍋さんとはきっちりケリを着けないとダメだったからと言った。


茉莉さんは連絡先だけ残し私達の前から姿を消した。

連絡をするのは晧覬の医療費、治療代、慰謝料の話をする為に白鷺さんが聞いた。


晧覬も順調で毎日、誰かがお見舞いに来る楽しい日々を過ごしていた。


私のお腹も順調でもう8ヶ月に入り性別が解るくらいに大きく育ってくれてた。


〔瑠璃やっぱり性別を聞こうよ!〕
としつこく言う晧覬に対し私は…


聞いてしまったら楽しみが無く成るから絶対に聞かない!!


〔なんで?親父やお袋お義父さんやお義母さんは出産準備があるから教えろ!って五月蠅いんだよ!!〕


そんなの…
知らない!
私の楽しみを取らないで欲しい!

べぇ~と舌を出すと
晧覬が近付いて来て



〔減らず口を叩くのはこの口か!!〕

そう言って私に深い甘いキスをする。


今の私の身体はキスされただけで反応してしまう…

何度も何度も角度を替え舌を這わし吸い付かれては離し…

甘い声が漏れる…





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