はじまりはあの時から。
「いい、よ…っ」



私はかたことになりながら、小さくつぶやいた



その瞬間ぱっと笑顔になった魁斗。



「え!?

付き合ってくれんの?」



「うん。気付いたら私魁斗に恋してた」



そういうと、また真剣な目になって




「ありがとう…一生大切にしてやる」



そう言って私の唇に一瞬唇を重ねた。




私のファーストキス。



魁斗でよかったな。



「じゃーな


帰りはクラスにむかえに行くから



待ってろよ」



「うん、わかった」



そう言って、私は空き教室をでた
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