男嫌いな“淑女(レディ)”の口説き方
「はいはい。君たちはさっさと席の方で座ってなさい。……姫野さんや立花さんも立ってなくていいよ、座りな。…それか、どなたかと話してる途中だった?」

「あっ。いえ…そうですね、座りますね」と言いかけた時、賑やかしいのを聞きつけて厨房から“大将さん"と館川さんが再び出てきた。

「いらっしゃいませ。おっ。皆さん、ぼちぼち揃ってきてますかね。申し遅れました。私がここの店主です。」

「到着早々、騒がしくしてしまい申し訳ありません。部長の鳴海です。」

「〔営業1課〕の課長をしております、本条です。」

「あっ!“鳴海様”方…来られたのですね、女将さん。」

「おや?あなたは……。」

「館川くん。今日の“団体さん”、知り合いなのかい?」

「“新一様”、ご無沙汰しておりました。……はい、大将。“鳴海様”や“本条様”は、うち…〔(きずき)〕のお客様でもありますから。」

「〔(きずき)〕……。あー、“先輩”と一緒に飲みに行って紹介してもらった築地の……。」

「そうそう、昴。そこの若大将の館川(たちかわ)さんだよ。……いつも兄たちがお世話になっているようで、ありがとうございます。私もまた伺いますね。」
< 126 / 126 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:11

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

迷彩服の恋人

総文字数/31,984

恋愛(純愛)32ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
〝恋人〟は専ら【芸能人】か【2次元男子】 過去を払拭できない〝色恋沙汰苦手OL〟 望月 都 -Mochizuki Miyako- (29) × 車と武器が〝恋人〟で職場に出会いは皆無!? 都を助けた〝心優しき自衛官〟 土岐 真矢 -Toki Shinya- (32) 第1回 短編小説コンテスト テーマ『職業ヒーロー』エントリー作品 ※本作品の内容は、筆者の体験も織り混ぜた フィクションです ◆自衛隊に関する記述は、事実と異なる場合も ございます。 ーーーーーーーーーーーーーーー 早瀬川より お知らせ 祝 10万PV超! 『迷彩服の恋人』が Berry's Cafe編集部オススメ作品に掲載され たくさんの方が読んで下さっていて とても幸せです!! 〜最高順位〜 総合     91位 恋愛(中・短編) 24位 ありがとうございます! なお、『迷彩服の恋人 【完全版】』も 2022年5月10日より 執筆を開始しております。 短編では書ききれなかったエピソードも 描いていきます。 よろしければ、そちらもどうぞ。 ーーーーーーーーーーーーーーー
迷彩服の恋人 【完全版】

総文字数/75,268

恋愛(純愛)52ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
土岐さんなら… 〝男性っぽさも女性っぽさもある私〟を委ねられるかもしれない。 望月さんなら… 〝つまらない男の僕〟が相手でも傍にいてくれるのだろうか……。 「望月…いや、都さん。好きです、付き合って下さい。 普通のカップルのようにはなかなか会えないし、寂しい思いもさせるけど…。 一緒にいる時は甘えて良いし、"ひとり時間"満喫も歓迎しますよ。」 「はい、喜んで!土岐…いえ、真矢さんの彼女にして下さい。」 〝恋人〟は専ら【芸能人】か【2次元男子】 過去を払拭できない〝色恋沙汰苦手OL〟 望月 都 -Mochizuki Miyako- (29) × 車と武器が〝恋人〟で職場に出会いは皆無!? 都を助けた〝心優しき自衛官〟 土岐 真矢 -Toki Shinya- (32) 短編小説コンテスト用に執筆した 『迷彩服の恋人』の長編版です。 2022.05.09 表紙公開 2022.05.10 執筆開始 *2022.12.08 都ちゃんの自宅や会社の場所など… 地名を具体的に設定しました。 気になる方は、読み返し推奨。 ※本作品の内容は、筆者の体験も織り混ぜた フィクションです。 ※作中に出てくるアニメ及びそのキャラクター 芸能人の名前、会社(企業)名は架空のもので 類似した場合でも、権利を侵害するものでは ありません! ◆自衛隊に関する記述は、事実と異なる場合も ございます。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop