麒麟



「じゃあ、俺授業出てくるわ。」


そう言って光平は、図書室から姿を消した



「…楓ちゃん。もうちょっとしたら僕たちも行こっか。」



…大丈夫かな…?









図書室を出て廊下を見渡す


あいつはもう居ないな…



「戻るか…」




ふわぁと大きなあくびをして廊下を歩き出した




授業出るのめんどくせぇ…




そんなことを考えながら廊下の突き当たりにある階段を上っていた



廊下はひんやりとしていて、図書室とは違う心地よさがある。



もう医務室行こ


俺は静かな廊下を一人歩いた
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