麒麟

樹side


5時間目の授業は集中力がきれ、つい違うことを考えてしまう



多分楓のことだ、この時間きっと授業をサボっているに違いない





今年受験なのだからしっかりと勉強するようにと言われ、自分が受験生だということを思い出す





授業の終わりのベルがなり教室が一気に賑やかになる




…なんか胸騒ぎがする。




僕の足は賑やかな教室から廊下へと向かった



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