東京モラトリアム
第一章

波乃音side

「おっはよう、ハノ!!」

「おはよう、葉瑠」

私と葉瑠は私立桜ヶ丘魔法学園高等部fクラス....ちなみに、最下位クラス....。
この学園は、成績でクラスが分かれる。
だけど・・・なーぜか私と葉瑠は生徒会に入ってます。

「ねぇ、今日って会議あった??生徒会の」

「あったと思う。いまだに副会長ってのに慣れない....」

「....わかりますよ、ハノ。それに、Whiteのメンツが全員いるのはおかしいよね」

そう。White moonのメンツは全員生徒会に入っている。冬だけは違うんだけどね....冬音だけ、大学生で、うちと葉瑠が高2で、紅秋が高1。んで、なっちゃんが中3。

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