恋しちゃ、いけない。~ツンデレ男子と素直になれない女の子~

「高二Bの二人。うるさいです。」

「「す…すいません」」

爽汰のプリントの隅っこに、小さくメッセージをかく。

『爽汰のせいで怒られちゃったじゃん。』

『いや、亜紀のせいだろ。』

…先輩の話を全然聞かないまま、放課後の委員会は終わった。

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