佐倉城竜伝説
第4話 虹玉を狙う者。
・・・10年後・・・

勇も15歳になった。
あの時の事は、いまだに夢だと思っている。

ドドドドォ~。

地響きがなり、地面が揺れ出した。

利勝「かなり大きいぞ。」「最近地鳴りが多いような気がするが。」

正子「そうですね、殿。」

その頃、印旛沼の地下深くに住む大竜王。
年老いた体でこの地を守ってきたが、歳にはやはり勝てず静かに永遠の眠りに着こうとしていた。

そこに現れたのは勇の兄、炎であった。

炎「大竜王様、お体は、いかがでしょうか?」

大竜王「炎、今までどうしておった。」

炎「はい、私は修行に行っていました。」

大竜王「そうか、お前のことだかなり力を着けてきたことだろう。」

炎「ところで、虹玉がこの地に無いと言うのは、本当でしょうか?」

大竜王「なぜ、そのような事を聞く。」

炎は感じていた。



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