佐倉城竜伝説
大竜王の力が弱まるのは、虹玉が無いからだというのは、炎は感じていた。

炎「大竜王様、ところで私に弟がいると言うのは本当でしょうか?」

大竜王「本当だ、生まれてすぐ死んでしまったが。」

炎「そうなんですか。」

炎は大竜王が言っている事は嘘だと思い、弟は必ずどこかにいる、そう思った。

炎「それでは、失礼します。」

大竜王は、炎が生まれた時にすでに感じていた。

炎が虹玉を狙い、奪い全世界を破壊してしまう事を。

それを阻止しようと、勇に希望を託し虹玉と共に佐倉城利勝に頼んだ。

炎は一人で来たのでは無かった。

黒竜「炎、虹玉は有ったのか。」

炎「いや、ここには無い。」

黒竜「じゃあ、どこに有る。」

炎「分からない、けど、これだけは言える。」「大竜王の力が、無くなっているのが、大竜王を殺るなら今だ。」

黒竜「それなら、早い方がいい。」

炎「そうだな。」
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