佐倉城竜伝説
勇「うるさい!」「何なんだお前達は。」

以前の弱々しい勇が、力強い勇に変わっていた。

麗「勇!そいつらは黒龍の影だ。」「虹玉を奪いに来た、影を倒せ!」

影達は勇を襲いかかり、勇の体に張りついた。

突然空が暗くなり、勇のいる場所に雷が落ち、影達は全部消えてしまった。

咲「勇!大丈夫か!」

勇「咲、お前は大丈夫なのか。」

咲は、前と全然違う勇を見て、体が止まってしまった。

麗「目覚めたか。」

咲「目覚めたって、何が目覚めたの!」

麗「勇の中の竜が、目覚めたんだ。」

咲「ちょっと待ってよ、よく分からないわよ。」「勇は、私の弟でしょ。」

麗「勇は、大竜王の孫、虹玉を守るためこの佐倉城に利勝の子供として入っていたのだ。」

麗「大竜王様、勇が目覚めました。」

大竜王「うむ、そうか。」「麗、急ぐのだ、7匹の竜に合わせ竜達の力を、覚えさせるのだ。」

麗「はい。」






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