不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~
「えっ?」
「あ、涼君かっこいいです。学校でも人気ありますから」
ち、ちょっと片桐先輩、何を言うんですか?
「ち、ちょっと千恵」
先輩が片桐先輩を抑えようとしてくれてるんだけど
「あら凛だって涼君がかっこいいって言ってたじゃない?ね」
「ち、千恵」
先輩が赤くなった。
それを見て俺も…
「クッククク…」
親父が笑ってるし。
「涼、よかったな。こんな美女2人に 『かっこいい』って言われて」
「ま、誠叔父さんまで!もう勘弁してよ」
「ハハハ…」
「お待たせ。車が来たわよ」
お袋がリビングに戻って
「あら、どうしたの?」
お袋…間がいいのか悪いのか
「何でもないよ」
「おじ様、志織さん、皆さん今日はありがとうございました」
「また来てね」
「はい!」
「ちょっと千恵」
「ハハハ…「フフフ…」」
先輩達が帰って行った。
「じゃあ私達も」
藤倉の祖父母の所に高藤の祖父母と瑞穂叔母さん、誠叔父さんが泊まることに。
家には慎吾叔父さんと泉叔母さんと真人、和人、大、愛が泊まる 。
これがいつもの定番。
祖父さん達を見送って
「さ、涼達男性陣から先にお風呂に入って来なさい。4人入れるでしょう?」
コイツ等と一緒に入るんかい。
「お風呂で遊ばないのよ」
いや、俺そんなガキじゃ…ガキが2人いるか。
「おい、入るぞ」
「うん」
和と大が俺にしがみついてくる。
俺は父親か!