不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~
その後はまた陽菜の服を見たり涼のアンダーシャツを買ったり
「あ、恭介さんの買い物は?」
「ん」
今度は恭介さんが私の腕を取ってアクセサリー売り場へ
何を買うのかしら?
可愛らしいペンダントが飾られてるコーナーで
「凛ちゃんにはどれがいいかな」
「凛ちゃんにですか?」
「あぁ、いつも陽菜が世話になってるし、昨日今日は大と愛の面倒までみてもらったしな」
「フフフ…そうですね」
恭介さん、よく気がつくじゃない。
「それに賄賂の意味も兼ねて」
「わ、賄賂ですか?」
何で凛ちゃんに賄賂?
「ん?こんな気のつく親父がいるんだ。ちょっとは涼の株が上がるかもしれん」
よく気のつく親父…
自分で言うんだ。
「フフフ…そうかも」
何だかんだ言っても涼のことが気になるのね。
「ん?」
「凛ちゃんだけにプレゼントしたら陽菜がヤキモチ妬きますよ」
「…だな」
「陽菜にも買いましょう」
「あぁ」
「お揃いとか陽菜は喜びそうだけど」
「陽菜はまだ中1だからそんな上等は要らない」
「そうですね。陽菜には可愛らしいのがいいですし、フフフ…ま だどれが高いとかあまり分かりませんしね」
「ハハハ…確かに。陽菜はそれでいいだろうが」
「えっ?」