【完】ワガママクイーン
俺は、突然呼ばれ、少し驚いたが
とにかくクールな感じに返事をした。



「あぁ・・・」



「あなた、生徒会役員にならない?」




「はぁ!?」



「なに?嫌なの?」



彼女は少し怒り気味に言った。



「いや・・・でも、生徒会に入るには選挙とか・・・やるんじゃ・・・」



「大丈夫よ、私のコネで入れてあげる!」




「えぇ・・・!」



俺は完全にキャラを作ることを忘れて
情けない声を出していた。




「私は早乙女 百合愛、よろしくね」




百合愛は握手を求めるよに右手を出した。



「よ、よろしく・・・」



俺も右手を出し、お互い握手をした。




少しだけ男子の視線が痛い・・・



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