君の裏側に







母「お父さんが中々起きなかったのよ〜!勘弁してよね〜?」


と言っているのを無言でみる私と潤くん。


父「すまん、すまん…」





音「さっ!食べよう!!」


全「「「「「いただきます!!」」」」」



黙々とみんなが食べているなか私は重い口を開く。


音「今日は何時に行くの?」




とても重苦しい雰囲気。



「そうね〜?10時くらいに出ようってお父さんと言ってたのよ」





やっぱり下に下りに来るのが遅かったのはそのせいだ。
潤くんが来てるのもそのせい。







その行事はね…。墓参り。






お兄ちゃんの。
本当は潤くんの両親も来るはずだったんだけど急にお仕事が入ったらしい。





< 6 / 11 >

この作品をシェア

pagetop