俺の魂を狂わす女
「あがろう。」

俺は特大のバスタオルを広げて玲香の体を包んだ。

ひょいっと腕に抱き上げたら

彼女はまたキャッキャッとはしゃいで

俺の首に腕を回して言った。

「お姫様抱っこ、嬉しい!」

「まったく。」

俺は彼女の中身と外見が完全に不一致だと確認した。

ベッドにそっと座らせて

彼女の前で自分は膝立ちになり上目遣いで聞いた。

「玲香。」

「はい?」

「君のリクエストは?優しくソフトに?それとも激しく?それとも情熱的にか?」

「衛さん。」

「うん。」

「私のリクエストは衛さんの好きなようにされたい、ですわ。」

「そうきたか。後悔するなよ。」

俺はそのリクエストに忠実に従い

かつ俺の欲しいままに

翌朝まで彼女の全てを堪能した。

俺たちが眠りについたのは窓の外が白んできてからだ。

思うにセックスに関して彼女は貪欲だ。

やるほどにねだられた。

やり尽しても俺を上手く誘導した。

俺はベッドで彼女に完全制御されたようなものだった。

何度体を重ねても気持ちが痺れるような感覚に浸れた。

相手が玲香ゆえに。

惹き付けられる肉感的な温かさがあり

表情のある脚線美の持ち主だ。

今俺の隣でしっとりと息づく玲香は

子供っぽい笑い声とすました語尾に賢さを隠し

そのアンバランスな色気に溺れたのは俺だけではないはず。

そう思いながら眠る彼女の肩にそっと口づけた。

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