花のように… ~先生が太陽で私はひまわり~
体育祭が始まると他のブロックの凄まじい応援が始まった。

太鼓の力強い音や笛の高い音。




…しばらくすると私の出る種目…ブロック対抗リレーが始まった。


私は第3走者。


順番がゆっくりと回ってくるたびに緊張からか胸がばくばくと跳ねていた。


『第3走者のみなさんは位置についてください。』


第2走者がいきよいよく走ってきた。


そして私はバトンを貰うと他のブロックの人に負けずに走った。


私の前に1人の女子生徒の背中が見えた。


…あと1人追い抜けばゴールはすぐそこ。


私は今までにないスピードでゴールラインを越えて次の走者にバトンを渡した。

私が先生を見ると先生はスタート地点に立っていた。


あまりにも緊張していたのか私はスタート地点に先生がいる事に気がつかなかった。
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