逆転→bodyguard
笑え。





「あ。」



私はあることに気付いた。

亜季ちゃんに電話するということ。

ああー。

さっきのことでいっぱいいっぱいだった___



スケジュール帳を用意しよう!



さっきのことは亜季ちゃんと話して忘れよう!!!



そう決めると机のとなりのボックスの中から



花柄でウサギさん付きのスケジュール帳を取り出した。




これ。





おばあちゃんが送ってくれた大切なもの。





後ろのページに可愛い和紙が入ってて可愛すぎて全然使ってないや。




でも大切だからこそ使いたくないもん。




そう思ってスマホを取り出した。




亜季ちゃんの電話番号を引き出し、


急いで電話した。





「も、もしもし!」



私はなぜか張り切った返事をして



どこか心の奥で返事を構えた。



『あ、もしもし。作楽?』




亜季ちゃんの声がした瞬間


私は気持ちが沸き上がって



「わーわーわー!亜季ちゃんだーーーーーーーー!!!!!!」




と大声で言ってしまった。



『、、、亜季だよ。』と呆れて返ってきた





「ッでっではスケジュールを、、、『あーそのことなんだけどね。

明日でいいかな。美雨くんとデ、デート、、、、するか、、、ら』





ほ、、、、



放課後デートというやつですかーーーー!!!!!????


「いいよ。いいよーー!!!!!!きにしないで!!


楽しんできてねッ」




そういってプツンと切れた





放課後デート!!


私には絶対ないことだなー




いいなーいいなー



、、、恋するかーーーーーー




よく分かんないもん



うん。



私は星さんと昴様を、、、(ズキッ))




え、、、?




なんだろ。



変だな。




自分の気持ちがわからないまま私は一階に向かった。




「ねぇ
昴!!明日さ作楽ちゃん




誘ってショッピングしていいかな??」




階段を降りるときに聞こえた言葉にピクッとした




いきなり、、、私の話題ですか!?



それはないですよ星さん


星さん!!この不細工に構わないで!!




「......それ。俺も行く。」






............え.






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