僕が自殺で得たもの。

見つめる

どのくらいの時がたっただろう。

僕は目が覚める。
でも…何も変わらない。
ただただ暗闇でしかなかった。

目を開けてるのかさえわからなくなる。


「僕は…死ねたのか…？」

誰に問いているのだろう。僕は。
静かな暗闇に僕の声だけが響き渡る。

「これで…正しかったよな…？」

……

「なぁ？ここは…どこなんだよ…」

するとうっすらと明るくなった。