エリート同期のプロポーズ!?
「パパなんて、弟君まだ学生だし……切実なのよねー、こっちも」


……何言ってんの。切実なのはあたしだろっての……。


黙っているあたしに妹の攻撃が続く。


「子ども、かわいいよぉ。産めるうちに産んどいた方がいいって。いつまでも若くないんだし、早いうちの方が体力的にも楽チンだし」


知ってます。あたしだって、そう思ってます。


……だけど、相手がいないんだもん。


でも、なんか。


その場でそれを言うと、負け、って感じがするじゃない?


あたしは、ぱちん、とノートパソコンを閉じながら


「今は仕事の方が楽しいんだよね。ごめん、お母さん、あたしやり忘れてた仕事あって……あっち戻るわ」


リビングの母親に向かって声をかける。


「えー、来たばっかりじゃないの」


暖人を抱き抱えながら顔を出す。


そんなに強くはひきとめていないのがわかる。

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