エリート同期のプロポーズ!?
「マドンナは、手に入らねーからマドンナだっつーか……」


「なにそれ、哲学みたいね」


皆が笑っている。


あたしは……うまく笑えてる?




「あ。そろそろ団体様行ったかもー!ご飯、見てこようよ」


志帆が話を切り上げる。


央を気遣ってか、沙耶香ちゃんをここで目撃した話はしないことにしたみたい。



……にしても。


マドンナは手に入らないって、なんのこと?


やっぱり、何かおかしい。


だけどここでは問い詰めたり出来ない。


「俺も行く!なーなー、ベトナム焼きそばあるかな?」


「何そのマイナーな感じのメニュー」


志帆と央が席を立つ。


「李花、大丈夫?何か取ってくる?」


「ありがとう、摩耶ー。んじゃ、なんかさっぱり系のやつ、お願い」


「了解ー。ゆっくりしてて。今日は早めに切り上げようね」


「ううん、それは大丈夫!折角集まれたんだし……」


摩耶に手を振り、一人テーブルに残って。
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