エリート同期のプロポーズ!?
「俺ねー、自分にも、周りの人にも″マドンナが好きなんだ″って言い聞かせてたんだよ、ずっと」


……は?


「あ、もう、ずっと前からね。だから、やけくそな告白だとしても、嬉しかったのは、まぁまぁ本当」


…………何の話だろう。


「だって、ダサくねぇ?

就職して、一番身近な同期のこと好きになるとか。

社内恋愛なんて、世界の狭い奴のすることだと思ってたし。

だからせめて、好きだという存在は、誰もが認めるマドンナじゃないと格好つかないだろ、っつーか」


……え?


思わず央の横顔を盗み見る。


同期……って……?


「ご飯をもりもりよく食べて、よく笑う、一緒にいると落ち着く奴なの」


央は、まっすぐ前を向いていて。


整った横顔は、見慣れているはずなのに何だか新鮮で。
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