惑わしの5days・番外編集
「ハ…ハックシュン!」


「オイ大丈夫か?さすがに日が落ちてくると、気温も下がるな。ちょっと休憩するか」


ブルリと背筋が冷えた瞬間、盛大にくしゃみをしてしまった。


すぐに『またからかわれる!』と青ざめるも、謙亮は笑う事無く私を気遣ってくれた。


やっぱり……コイツ、何だかんだ言って優しいなぁ……


本当に私が好きなら、あの時デートじゃなくて“オレとつき合え”って言う事だって出来ただろうに――――…しなかった。


「いらっしゃいませ!何名様ですか?」


「2名で」


「畏まりました。お席にご案内しますね」
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