惑わしの5days・番外編集
んな事させられないので、仕方なく手袋を貸して貰う私。


はいてみると手袋は私の手袋よりサイズが大きく、冴城君の体温が残っているのか微かに温かい。


やっぱり男の子なんだなぁ………冴城君って。


「ありがと冴城君。お陰で温かいよ♪」


手袋をはいた両手で顔を包んでお礼すると、バッと顔を逸らされました。


な、なんで?


「冴城君……?」


不思議に思って顔を覗き込もうとするも、「何でもねぇ!!//////」と更に別方向を見出す私の彼氏。


「あっ、し、栞!誕生日おめでとう!!」


「へっ?今更何を………」
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