初めての恋はあなたと。 「その後」を追加しました
そう思いながら私はバターコーンをつまんだ。


「今まで何人もの人が課長のことを好きって言ってたけど、見た人は憧れでしかなかったって言ってるらしいわよ」


…そんなに江崎課長は怖いの?
あの優しい微笑みを浮かべていた人が?

うーん…想像出来ない。


「いいから一回見に来なさい!いいわね?」

「は、はい…」


ここまで言われると行かざるを得ない。


営業課の仕事があったら、絶対私がやろう。

…もしあったとしたら、だけど。

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