君の名を呼んで
「じゃあな」
「あ、ありがとうございました!」
お互いに買い物を終えて、冴木夫妻とは店の前で別れることになった。
(ちなみに遥さんの首には、しっかりあのネックレスが輝いていた)
「城ノ内さん、梶原さん、お幸せに」
遥さんが口にした言葉と、ふわりとした笑顔に、私は顔を真っ赤にしてーーけれど嬉しくて微笑み返す。
冴木先生は皇に意味深に微笑んだ。
「また梶原さんが倒れたら、次は水瀬に診察させますからね」
「ざけんな」
皇が間髪入れずに言う。
誰?
私の疑問に、遥さんが答えた。
「玲一の親友で、同じ病院の先生なんです」
「エロ医者だ」
皇の容赦ない表現に、でも否定せずに遥さんが苦笑した。
へぇー。
そういえば、あの病院は『二人セットでイケメン医者が居る』って評判だけど、私は冴木先生の相棒を見たことがなかった。
遥さんは私の耳に唇を寄せて、内緒話。
「会ったこと無いでしょう?……梶原さんには近づけないように、城ノ内さん、玲一に言い含めていたみたい」
……う、嘘ぉ。
更に更に真っ赤になる私に、不機嫌そうに黙る皇。
否、照れてる?
「あ、ありがとうございました!」
お互いに買い物を終えて、冴木夫妻とは店の前で別れることになった。
(ちなみに遥さんの首には、しっかりあのネックレスが輝いていた)
「城ノ内さん、梶原さん、お幸せに」
遥さんが口にした言葉と、ふわりとした笑顔に、私は顔を真っ赤にしてーーけれど嬉しくて微笑み返す。
冴木先生は皇に意味深に微笑んだ。
「また梶原さんが倒れたら、次は水瀬に診察させますからね」
「ざけんな」
皇が間髪入れずに言う。
誰?
私の疑問に、遥さんが答えた。
「玲一の親友で、同じ病院の先生なんです」
「エロ医者だ」
皇の容赦ない表現に、でも否定せずに遥さんが苦笑した。
へぇー。
そういえば、あの病院は『二人セットでイケメン医者が居る』って評判だけど、私は冴木先生の相棒を見たことがなかった。
遥さんは私の耳に唇を寄せて、内緒話。
「会ったこと無いでしょう?……梶原さんには近づけないように、城ノ内さん、玲一に言い含めていたみたい」
……う、嘘ぉ。
更に更に真っ赤になる私に、不機嫌そうに黙る皇。
否、照れてる?