光のもとでⅡ
「ゆ~い~~~っっっ!」
「あははっ! とりあえずさ、俺たち今回は相談にのるとかじゃなくて、傍観決め込もうよ。ふたりで前に進むことも必要でしょ? リィが体調を崩すほどじゃないならちょっと見守ろう」
「……そうだな」
「いやぁ……しっかし、このネタで司っちをからかえたら楽しいだろうなぁ~」
「唯、やめとけよ?」
「わかってるって」
「その笑顔が怪しいんだ、その笑顔がっ」
「ひどいな、これが俺のデフォルトです」
 そんな会話をしながら深夜のひと時を過ごした。
< 355 / 1,333 >

この作品をシェア

pagetop