いじめてあげる。









「ほんとは今すぐ襲いたいとこだけど、壱夜がいるからやめとくね」



静かな保健室にウサギ先輩の小さな声と壱夜先輩の寝息とわたしの胸の高鳴りだけが響いた感じがした。



「愛妻弁当よろしくね?」



耳元で囁いてウサギ先輩はわたしから離れて壱夜先輩のベッドに近づき、「起っきろー!♪」と叫んで寝ている壱夜先輩の上にダイブした。



「っ…ウサギ」

「んー?目ぇ覚めた?」

「今すぐ離れないとぶっ殺すよ?」



そばでじゃれる(?)ウサギ先輩と壱夜先輩の声を聞きながらわたしは胸の高鳴りをおさめようと必死だった。




何あれ…っ



いつもお気楽なウサギ先輩の真剣な顔と声。

不覚にもやられた気がした。




何あれ…!
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