ルージュのキスは恋の始まり
 背中がぞくぞくした。

 何なのこの感覚?

 いや、その前に何でブラしてないのバレてるの?

 ショックで固まっていると玲王に背後から抱き締められた。

 その腕は胸に当たってて・・・・。

 ぎゃ・・ぎゃあー。

 声にならない悲鳴。

「お前、俺の家でくつろぎ過ぎ。こんだけ密着して寝てればノーブラなんて脱がせなくてもわかる」

 玲王が私の耳元でクスクス笑う。

「どうだ?俺の事怖いか?それとももっと触れて欲しいか?大河のとこには帰れないんだ。ここにいるんならそれなりの覚悟でいろよ」

 玲王は私の耳元で甘く囁やくと、私の首筋にそっとキスを落とし名残惜しそうに私から離れる。

「・・・・」 

 ホッとしたような・・・・、少し寂しいような。
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