いつだってそこには君がいた。
でも、私が勘違いさせるような態度しかとれないから悪いんだよね。
本当は真逆な想いを抱いていることも、伝わらない。
……いや、でも。伝わってほしくない、かも。
伝わってもきっと高橋くんにとっては嬉しくないことだろうし。
こんな私からの好意なんて、きっと高橋くんにとって迷惑にしかならない。
好きって感情も伝わって欲しくないけど、嫌われているとも思われたくないって思うことは自勝手すぎるかな。
両想いになれるなんてそんな大それたことは考えたことない。
片想いしてる今でやっとだし……。
自分のことでいっぱいいっぱいで、高橋くんにイヤな思いさせてる現状でとてもとても……。
でも、自分に自信が持てない。
高橋くんの前だとなおさら。
地味で暗い私が、あんなにもキラキラしてる高橋くんの瞳に映ってるんだと思うとたまらなく恥ずかしくなる。
……見ないでって、思っちゃう。
今、どんな風に見られてるんだろう?って。
変に思われてたらどうしようって。
そんなことばかりぐるぐる考えてしまって、居たたまれなくなって、逃げだしてしまう。
高橋くんの瞳に移るのを嫌がるみたいに。
でも、変わりたいって気持ちも、ある。
ないって言ったら嘘になるもん。
もしも変われるなら、新しい自分になりたい。
あわよくばでいい。
高橋くんに「可愛い」と思われる女の子になりたい。
好きな人に、好きって言われるような。
そんな幸せな女の子になりたい。
そう思うのは、欲張りなことなのかなぁ?