最後の夢
「恋バナ?」
結城はそういい首を傾げる。
「そうよ…あ!電車きた」
そう奈々がいうと私達は電車に乗り込んだ。
朝の通勤の人が多いのもあり、結構満員な電車。
「満員電車じゃん」
ぽつりと結城がそうこぼした。
当たり前でしょーが。
会社に行く人だって、OLだって、学生だっているんだから。
逆に満員じゃない電車を知りたい所だ。
「きゃっ!」
その私の声と共に電車は大きく横に揺れた。
「大丈夫かよ」
そう結城はいった。
目を開けると、どうやら結城に支えられてるらしい。
「…///ありがと」
少し照れながらいうと奈々は渋い顔をして「イチャつくなアホ!」といいそっぽをむいてしまった。
電車から降りると奈々は反対方向を見てツンケンしていた。
どうしたんだろう??
奈々…

