self-satisfaction
スーパームーンの夜に
あなたとは、近いようで遠く、遠いようで案外近いのかもしれない。


そんな風に思うのは、あなたが私の視線に、気づいている…気がするから。


たくさんの学生が行き交うキャンパス。そこで私は、あなたを見つけた。


私はいつも友だちか、彼氏といるのだけれど、あなたはいつ見てもひとり。いつもフラフラと空気のように漂うあなたを、気になりだしたのはいつの頃か、今となっては思い出せない。


いや…夏の初め…だったかな…。


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