カラダだけの関係~冷血上司の惑わしの束縛~
「まぁ、お前の集中力と仕事の正確さは随一だから、つい任せてしまう俺達も悪いのかもしれないな」


帯刀課長は自分を非を認め、軽く笑って隣の宮本さんのデスクの椅子を引いて、腰を下ろした。


帯刀部長が私の隣に・・・


有り得ないシチュエーションに心臓が高鳴り、静かなオフィスに響いたらどうしようかと戸惑う。


「俺の差し入れ飲めよ。小柳」


「あ、はい。頂きます…」


私は自社製品の『エナジードリンク』を一気に飲み干した。


「女性向けに作られたドリンク剤だけど、男の俺も愛用させて貰ってるよ」



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