50% 一途
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「おっはよーん♪」


晴香がいつも以上にキツイ香水の香りを漂わせながら
クラスに入ってきた。


「ねえ~襟香あ この香水よくね!?しかもボトルで安かったんだよねーッッ・・・ってちょっ」


私は晴香の腕をつかむとバックを置く隙も与えぬ間に教室から飛び出し.
県内の学校で1番長いと噂の廊下を走り出した。


生徒が勝手に避けてくし・・・それはそれで悲しいけどねー・・・・


かなり学校でウイテルわけじゃない。
ちょっとみんなより授業受けてる時間が少ないだけ


「どこ行くんだよッいってぇなあ///」


『1組!!!!』


「1組??は?なんで・・・綾香も明日香もまだ来てないし」
晴香がふてくされながら隣を走っている。


「おはよーどしたん??そんなに急いで」


明日香が不思議な目をしながら歩いてついて来た。


『おはよ!!!!ばいばい!!!』
そんな明日香を横目に軽く手を振って走り去っていった。


「え.なに?明日香目当てじゃないの?」


1組の教室を見回した。


並木・・・並木・・・


いたっ!!!!


やばい久し振りに見たー髪黒くなってるし!!







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