姫と王子のLOVE STORY
「うわああぁぁ…!」





ガシッ





…いつまでたっても想像していた恐ろしい痛みは襲ってこない




恐る恐る目を開けると、男の腕は誰かの手によって止められていた。





「だ、だれだっ!?離せ!!」





「黙れ。何大人数でカツアゲしてんだよ。調子乗ってるとしばくぞ?」






「んだと?おめぇーらかかれ!」





1人の男が仲間に指示をする




「うおおおぉぉー!」




男の仲間がいっせいに女の元へ駆けていく




「…っせぇんだよ」




バキッ



ドカッ



シュッ



グキッ


女は、男の攻撃を綺麗にかわしながら確実に、重いパンチを腹に打ち込む。



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