優しい彼には秘密ばかり
優しい人


朝早くに窓を開けると、鳥の囀りが聞こえる。

「んー!もう6時かぁ」

そういい窓から外を眺める。

朝日が差し込み、辺りはキラキラと輝いて見える。

''早起きは三文の得''

ことわざで良く聞く言葉だ。

この言葉…私好きだなぁ。

だって、朝早く起きたら、いい事がきっとあるっていう意味だもん。

窓から離れ、ドレッサーの前に座り、学校の準備をする。

まずは、洗顔しなくちゃ!

バタバタと洗面台へいき、洗顔をする。

あー。なんで朝の洗顔ってスッキリするのかなぁ?

肌もぷよぷよでツヤツヤになるし。

朝の洗顔大好きっ!

今度はドレッサーへ行き、メイクなどを軽く済ませる。

ブーブー

携帯のバイブがなり、開けるともう6時半。

うわ!

やば!

早く弁当作らなくちゃ!

そう思い制服を着て、弁当の準備をする。

家にはお母さんやお父さんがいないから、私がいつも作ってる。

まぁ。居ても居なくても同じだけど。

別に死んでる訳ではない。

ちゃんと生きている。

でも、私は愛された事がないんだ。

私には、二つ下にわがままな妹がいる。

母と父はわがままな妹を可愛がってばかり。

ずっと私は一人…,

でも、わがままだけど、妹はいちよ私に懐いてはいる。



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