SHIZUKU ~ 透明な朝露に抱かれて ~
俺と君は、インターネットで知り合った。
俺が風景や花の写真を載せているブログに、
よく来てくれたのが君だった。
その内、メールでもやり取りするようになり、
人物写真を撮りたいとメールで俺が書いた時に、
君がモデルになってもいいと返事をくれ、
俺たちは出合うことになった。
ネットで知り合ってから3年もたった時の事だった。
待ち合わせに使った公園は、天気が良い為、
犬を連れて散歩している人や、
楽しげに噴水に足を突っ込んでいる子供達、
ベンチで語り合う恋人達でいっぱいだった。
『ここに来る途中、バラが咲いていて、
キョうさんならどう撮るんだろうなって思っていました。』
『薔薇かぁ、いいですね。』
俺は、すぐにでもカメラを取り出し、
君を撮りたいという衝動を抑えるのに必死だった。
君は、出会う前に俺が想像していたよりも
可憐で、愛らしく、どんな花よりも綺麗に思えた。
俺が風景や花の写真を載せているブログに、
よく来てくれたのが君だった。
その内、メールでもやり取りするようになり、
人物写真を撮りたいとメールで俺が書いた時に、
君がモデルになってもいいと返事をくれ、
俺たちは出合うことになった。
ネットで知り合ってから3年もたった時の事だった。
待ち合わせに使った公園は、天気が良い為、
犬を連れて散歩している人や、
楽しげに噴水に足を突っ込んでいる子供達、
ベンチで語り合う恋人達でいっぱいだった。
『ここに来る途中、バラが咲いていて、
キョうさんならどう撮るんだろうなって思っていました。』
『薔薇かぁ、いいですね。』
俺は、すぐにでもカメラを取り出し、
君を撮りたいという衝動を抑えるのに必死だった。
君は、出会う前に俺が想像していたよりも
可憐で、愛らしく、どんな花よりも綺麗に思えた。