私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~

「兄がどうかなさったんですか?」
そう訊ねると

何だか慌てた様子で
「今…俺友人と同窓会も兼ねて高遠寺ロイヤルホテルに来てるですが、そこに市原先生を見かけて何やら電話であなたのお兄さんと取引をしてるみたいなんです!」

「何だか嫌な予感がします。
俺止めに行きますが、あなたにも連絡をした方がいいと思いまして」
そう言う八乙女先生。

「お兄ちゃんと市原先生が!?」
じゃあ、やっぱりあの電話…

「私もそちらに行きます!!待ってて下さい」
そう言うと電話を切る。

大変急がなくちゃあ…

(お兄ちゃんが危ない!!)

私は、運転手に頼み込みそのまま高遠寺ロイヤルホテルに向かう。
そこは、パパが経営しているホテルの1つだ。

私も何度も家族と一緒に行った事があるのであの辺は、詳しい。

間に合って…お願い。

その頃
兄は、丁度ホテルに着いていた。

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