TwinsStory
プロローグ
ガシャン!!
城のガラスが割れる音。人々の泣き叫ぶ声。
私は、侍女たちに手を引かれながら必死に走る。
「っっもう走れない!」
急に立ち止まり、私は地面にしゃがみこんだ。
「姫様!しっかりしてください!あなたはいつかこの国を救うんです!だから諦めてはダメです!」
そのとき、メイドの頭上に黒い人影が表れた。
「イヤーー!!」

私の記憶は、そこで途切れた・・・・・・
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