さくら町ゆめ通り商店街~小さなケーキ屋さん~

夜、オルゴールをベッドの枕元に置いて、はかなげなオルゴールの音の余韻にひたりながら、眠った。


夢をみた。

夢の中では、天使たちが、白い薔薇の花と白い百合の花を抱えていた。

たくさんの薔薇と百合の花を、天使たちが宙に投げあげると、そこに別の天使が金色のリボンを投げかける。

次の瞬間、リボンが花を結び、大きな花束ができている。


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