現実と愛
1


 高校二年生の冬。


 私、村上亜美は将来、教師になりたくて進路を教育系大学へと決めた。


 そのために所属していた部活を退部し、本格的に受験勉強に励もうとした矢先の出来事だった。




 _私は妊娠した。



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