アバター
石井が、
「中渕はそれを逆手に取ったのです。警察の総てが攻撃されるはずが無いとタカをくくっていたのです。十年前の長官銃撃事件はもう忘れ去られているのです」

「どうやって逃げるのですか?」
磯山が冷静に言う。

「石井刑事、まず、相手の事を知らないと。犯人は中渕刑事と言ってましたが、何か証拠はあるのですか?」
隊長が石井に向く。

石井は驚いた。
証拠はまだ一切無い。中渕が作業室に来ただけだ。

「確かな証拠はありませんが、間違いありません」
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